多くの種類があるチーズの中でも特徴的なものがブルーチーズ。
見た目も味も強烈な印象を受ける人もいるのではないでしょうか?
今回はそんなブルーチーズについて解説します。
※写真はイメージです。
<ブルーチーズとは?>
●青カビの生えたチーズ
その名の通り、内部に青カビを植え付けて熟成したチーズです。
断面には大理石のような青カビ模様が広がっています。
この青カビが塩気と独特の風味を生んでいます。
チーズのクリーミーさと青カビの塩気のバランスが特長です。
●カビが生えているのに食べても大丈夫なのか
結論から言うと食べても全く問題ありません。
チーズに生える青カビはむしろ健康に良いとも言われています。
実は他の食材に生えるカビも同じ
衝撃的なことをお伝えしますが、ブルーチーズの青カビとパンなど他の食品に生える青カビは同じ物質です。
何に生えようと「青カビは青カビ」です。
ペニシリニウム・ロックフォルティというカビです。
もちろんブルーチーズの青カビは食べても問題ありませんのでご安心ください。
チーズの中では有害物質が増えない
これがブルーチーズに生えた青カビを食べても大丈夫な理由です。
ブルーチーズに生えたカビは安全なカビであるという説明は厳密には正しくありません。
青カビが生成する有害物質はチーズのたんぱく質や熟成環境などの影響によりほとんど生成されず、
生成しても非常に不安定なためすぐに分解されてしまうようです。
有害どころか健康に良い効果が!?
ブルーチーズのカビは食べても問題ないばかりか、ラクトトリペプチドという物質がいろいろと体に良い効果をもたらすそうです。
詳しく話すと化学的なお話になってしまうので、詳細を知りたい方は腸内細菌学会のページをご参照ください。
ラクトトリペプチド(lactotripeptides)について
<ブルーチーズの種類>
世界3大ブルーチーズと呼ばれるチーズがありますが、聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
●ゴルゴンゾーラ
日本でも人気のゴルゴンゾーラはイタリア北部の山岳地帯で放牧された牛のミルクを使用しています。
青カビの刺激がマイルドなので日本人にも受け入れられやすいのかもしれませんね。
ピザやパスタにもよく利用されます。
●ロックフォール
フランス最古のチーズと言われ、羊のミルクを使用しています。
ロックフォール村が原産地で、青カビ特有の香りと塩気、ねっとりとした食感が特長です。
●スティルトン
イギリス中部で製造されるチーズで、青かびの強烈な塩気と濃厚なコクがあります。
ちなみに、ブルーチーズはチーズの種類、ゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトンは商品名といった位置づけです。
<お好みのチーズおつまみにワインとのマリアージュを>
一口にブルーチーズといっても今回紹介したように産地によって味に特徴があります。
それぞれの特徴を知ったうえで食べ比べてみても面白いかもしれませんね。
チーズに合わせて相性の良いワインを選んでマリアージュを楽しむのもおすすめです。
<立川でチーズを食べるならCANTINAへ>
CANTINAではブルーチーズを含め、以下の5種類のチーズをご用意しております。
・白カビチーズ カマンベール
・青カビチーズ ゴルゴンゾーラ
・ウォッシュチーズ タレッジョ
・セミハードチーズ ミモレット
・ハードチーズ グラナパダーノ
それぞれ各500円(税抜)で、5種盛り合わせは1,280円(税抜)でお召し上がりいただけます。
チーズと相性の良いワインも多数取り揃えておりますので、チーズ好きの方は是非お立ち寄りください。
皆様のご来店お待ちしております。
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