
数あるチーズの中でもクセの強いチーズとして有名なウォッシュチーズ。
強烈な匂いを発するので苦手な人も多いかもしれません。
でも特徴や美味しい食べ方を知っていれば意外と食べやすいチーズなんです。
今回はウォッシュチーズの作り方や特徴、美味しい食べ方についてご紹介します。
<ウォッシュチーズとは>
●作り方
凝乳酵素(レンネット)で凝固した後にホエイを分離して成型するまでは通常のチーズと同じです。
熟成する過程で塩水やお酒で洗いながらリネンス菌という菌が熟成を進めていきます。
リネンス菌が表面のたんぱく質を分解して旨味のもとになるアミノ酸を生成します。
熟成が進んだウォッシュチーズは表面はオレンジ色になります。
熟成が中まで進むと中身がとろとろになってきます。
お酒はビールやワイン、ブランデーなどを使用し、造り手によって使用するお酒が異なるのでそれぞれ異なった風味を楽しむことができます。
●臭いと聞くけど味は?
強烈な匂いがするイメージのウォッシュチーズですが、臭いのは外皮のみで中身は意外と臭くないのです。
そしてこの強烈な匂いはリネンス菌が表面のたんぱく質を分解することが原因なのですが、菌の種類としては納豆菌と同じ枯草菌に分類されます。
納豆のような匂いとイメージすると、日本人はそこまで抵抗がないのではないでしょうか?
味もマイルドで中身がとろとろなので食べるとハマる方も多いようです。
外皮の匂いがきつい場合ははがして食べればOKです。
<ウォッシュチーズのおすすめの食べ方>
●とろとろの中に野菜や果物をディップ
ブドウやキウイなどのフルーツやセロリなどの野菜をディップするのがおすすめです。
独特の風味がある外皮と違って中はまろやかで風味豊かなので野菜やフルーツと相性抜群です。
パンに乗せても美味しいですよ。
●ワインとのマリアージュを楽しむ
チーズとワインの組み合わせは定番ですが、クセの強い匂いのするウォッシュチーズは濃いめの赤ワインがおすすめです。
白ワインでもしっかりと熟成した個性の強いものであれば相性が良いですよ。
ウォッシュチーズは地元のお酒で洗っていることも多いので、産地の同じワインで楽しむのもおすすめです。
いかがでしたか?
クセが強いウォッシュチーズですが、いろいろ知っていると苦手意識も薄れるのではないでしょうか?
CANTINA立川店でもウォッシュチーズ(タレッジョ)を取り扱っております。
タレッジョはウォッシュチーズの中でもクセがマイルドなので初心者の方にもおすすめです。
【タレッジョのご紹介】イタリア生まれのウォッシュチーズ
ワインも世界各国のものを20種類以上ご用意しておりますのでお好みの銘柄とのマリアージュを楽しむこともできますよ。
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